FXに運は必要ありません。必要なのは○○です。

トレード手法

FXはやっぱり”運”がないと勝てないのかなぁ…?
運がいるなら、FXってギャンブルだよね

そんな疑問を解決します。

結論からいえば、FXに「運」は必要ありません。

よくいるのが

FXはレートが上にいくか、下にいくかを当てるゲーム

だと思っている人たちです。でも、それは間違いですね。

あえて「運」という言葉を使うなら、

FXでは、運を操れます

その理由を、この記事では解説していきます。

FXに運は必要ない理由

そもそも、FXに運が必要なのであれば、世の中にFXで成功している人はいないはずです。

上がるか下がるかの確率が50%なのであれば、大数の法則によって収支が±0になるからですね。

でも、世の中にはFXで成功している人がたくさんいます。

その理由として、FXは次の2つの要素があるからです。

  • 理由1.FXは確率戦
  • 理由2.確率は上げることができる

理由1.FXは確率戦

FX相場は「ランダムウォーク」なので、この後のレートが上にいくのか下にいくのかは、熟練のトレーダーでも分かりません。

しかし、100%ではありませんが、

  • この後上がりやすい場所
  • この後下がりやすい場所

がFX相場には存在しています。FXではその場所を「エッジ」と呼びます。

エッジは「優位性」という意味で、そのエッジがある場所は、レートが上にいくか下にいくかの確率が50%以上あります。

勝てる確率が50%以上なるので、その場所だけを狙ってトレードすれば、少なくとも勝てる確率50%のギャンブルから抜け出すことができます。

確率戦を制する者は、FXを制します。

理由2.確率は上げることができる

先ほども紹介しましたが、「エッジ」を見つけることで、勝てる確率があがります。

なぜなら、FXトレーダーごとに「手法」を持っており、その手法を磨き上げることで勝つ確率を上げることができるからです。

エッジ + 手法 = 高勝率
の仕組みを理解できれば、FXで成功できるようになります。

ただし、1000人トレーダーがいれば、1000通りの手法があるといわれています。

どの手法も「勝てる」ように組まれているはずですが、悲しいことにFXトレーダーの9割が勝つことができずにFXを辞めてしまっている…

その理由を、次の章で解説していきます。

FXを「運ゲー」にしてしまう人の特徴

どうしてもFXはギャンブルのイメージが強いですね。

Twitterでも、

「5分で10万円溶かした…」
「今日の負けで、先月分の利益が飛んでしまった…」

なんてツイートを良くみかけませんか?

そんな人たちに共通している特徴があります。

  • その1.ハイレバレッジで一気に稼ごうとしている
  • その2.なんとなくトレードしている
  • その3.ポジポジ病

その1.ハイレバレッジで一気に稼ごうとしている

ハイレバレッジのトレード、夢がありますよね。1万円を1か月で100万円にすることもできます。

夢ばかり追いがちですが、そのまた逆もあることを考えましょう。

100万円を1か月で1万円にしてしまう恐ろしさもあります。

ハイレバレッジでのトレードは「0か1か」の博打です。

つまり、「ギャンブル」ですね。

仮に、70%の確率で勝てる手法を使っていたとしても、30%の負けで資金を吹き飛ばしてしまったらもったいないですよね。

そうならないためにも、「資金管理」を徹底した低レバレッジのトレードを心がけましょう。

一気に稼がなくても、FXは継続することで成功できる「投資」です。

そのことを忘れないようにしましょう。

その2.なんとなくトレードしている

「ここまで上がったんだから、そろそろ下がるだろう」
「よくわからないけど、とりあえずエントリーしてみよう」

いわゆる”勘”でトレードしているパターンです。

”勘”は長年の経験があってこそ、活きてくるものです。

経験も何もないのに、”勘”だけでトレードするのは、それこそギャンブルです。

先ほども説明しましたが、「エッジ」をみつけて、ちゃんと勝てる根拠があるトレードをしましょう。

勝てるようになってから

「このパターンは、これまでも勝つ確率が高いな!とりあえずエントリーしてみよう。」
と、経験に沿った”勘”でトレードしてください。

その3.ポジポジ病

「トレードしたくてしたくてたまらない!」
って人が該当します。FX初心者に非常に多いですね。

自分の手法を信じ切れていないのが原因です。

FXでは「勝てる場所だけトレードすれば良い」のに、わざわざ負けそうなところでエントリーしていては、お金をドブにすてるようなものです。
熱心に勉強していると、いろんなことを試したくなりますが、デモトレードや最小ロットでのトレードに留めておきましょう。

わかっているけど克服できないのが、ポジポジ病です。
どうしてもエントリーしたければ、最小ロットでエントリーしましょう。気分も落ち着きますよ。

FXに必要なのは○○

何度もお伝えしますが、FXに運は必要ありません。

FXで成功するために必要なのは次のたった2つです。

  • その1.「自分にあった」手法
  • その2.メンタル管理

 

ほとんどのトレーダーは、この2つができずに辞めていくのです。
分かっていてもできないのは、欲望に負けてしまっているからですね。

その1.「自分に合った」トレード手法

FXの世界には、トレード手法はトレーダーの数だけ存在します。

本や商材でも「勝てる!」と書いてあるトレード手法がたくさん紹介されていますが、その手法は全員が勝てる手法ではありません。

本や商材に書いてある手法を実践して、勝てるようになっている自分を想像してしまっていませんか?

そうなってしまえば、「ノウハウコレクター」って呼ばれるようになりますよ。

実際にトレードするのは、手法ではなくて”あなた自身”です。
商材の手法を実践するのは良いですが、自分で手法のロジックをちゃんと理解して、手法を自分のものにしてからトレードしましょう。

良いトレード手法とは?

良いトレード手法とは「トータルプラス」で終えられる手法です。

その日をトータルで終えられる手法でも良いですし、月単位でトータルプラスで終えられる手法でも良いです。

とにかく、「トータルプラス」になることが大切なのです。

仮に勝率が20%しかなくても、

負け:マイナス10pips
勝ち:プラス100pips
であれば、1勝4敗のひどい成績ですが、結果的にはプラス60pipsです。

こういった「トータルプラス」で勝てる手法を見つけるのが、FXで成功する1番の近道です。

その2.メンタル管理

メンタル管理については、どのFX本にも書かれていますが、間違いなく重要なことです。

たとえ、トータルプラスで勝てる手法を見つけたとしても、その手法を守らないと意味がありません。

自分の手法を守れないトレーダーが多くいるのも、「FXは勝てない」と言われている1つの原因ですね。

「FXに勝てない」のではなく、「自分に勝てない」のです
逆に、メンタル管理さえできていれば、少なくとも大損することはありません。

メンタル管理に必要なこと

次の2つは、実際に私が実践していることです。

この2つを紙に書いて、モニター横の壁に目立つように張り付けています。

  • 手法を守ることを徹底する
  • 負けた後に取り返そうとしない

①手法を守ることを徹底する

私のトレード手法は、

・勝率:75%
・平均獲得pips:18pips
・平均損失pips:10pips以内
で構成されています。

この手法さえ守れば、トータルプラスになるのは分かりますよね。

となれば、あとは手法を信じるだけ。この手法以外のトレードはしません。

わざわざ手法以外のトレードをして、負けると後悔しか残りませんよ。

その2.負けた後に取り返そうとしない

これも負けトレーダーの典型的な例ですね。

負けた後に、その負けを取り戻すために、ロットを上げてトレードしてしまうパターンです。

上手くいけば、短時間で負けを取り戻せますが、その逆のリスクももちろんあります。

高確率で資金を飛ばすパターンなので、絶対にやめましょう。

負けた後に、悔しくて熱くなってしまうのは分かります。

でも、その状態というのは、勝ちトレーダーからすれば「絶好のカモ」ですよ。

まとめ:確率を味方につけるためには?

結論としては、「ひたすら練習」です。

仮に、勝てる手法を見つけたとしましょう。

野球に例えると、

勝てる手法 = ヒットが打てるバット
です。

でも、バットを手に入れたからといって、始めたばかりの初心者がヒットを打てるようにはなりません。

色々な変化球を投げてくる熟練ピッチャーからヒットを打つためには、「練習」が必要ですよね。

自分に合った手法をみつけたら、ひたすら練習をしましょう。
稼ぐのは、「トータルプラス」でトレードを終えられるようになってからで十分です。

ひとたび勝てるようになれば、そのあといくらでも稼げます。

自分の欲望に勝てる人だけが、FXで成功できるのです。

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