エントリーするか迷っていたら、レートが伸びてしまった!
さっきエントリーしておけば、いまごろ含み益だったのに…
そんなお悩みを解決します。
激しい値動きを見て、ビビッてエントリーできないことはありますよね。
そんな時に限って、自分が思う方向へレートが伸びてしまって悔しい思いをするものです。
私がFXを始めたばかりのころも、同じようにビビッていたのでエントリーがなかなかできませんでした。
しかし、この記事に書いてあることを実践してからは、バシッとエントリーして利益を獲れるようになりました。
次のような悩みを抱えているのであれば、最後まで読んでみてください。
- エントリーに自信がない
- エントリーしてもスプレット分がなかなか埋まらない
- エントリータイミングが分からない
- 優位性があるエントリータイミングを教えてほしい
FXにおけるエントリータイミングの重要性
FXでは「利益=獲得した値幅」となります。
したがって、少しでも有利な位置からエントリーすれば、そのぶん利益が大きくなりますし、含み損に耐える心配も無くなります。
適当な位置でエントリーすると、エントリー直後にレートが逆行して、しばらく含み損に耐えるハメになりかねません。
エントリータイミングを極めることで、精神的にも安定したトレードができるようになります。
エントリーが遅いと「損」をする
エントリーが遅れると、獲得できたはずの利益を失ってしまったのと同じです。
レバレッジを効かせたFXでは、その「獲れなかった利益」がトレードごとに積み重なっていきます。
1エントリーにつき1pips、エントリーが遅れてしまったとすれば、100エントリーすれば100pips損をしていることになります。
獲れるはずだった100pipsを逃してしまうのはもったいないですよね。
エントリータイミングを極めれば、これまで獲れなかった100pipsが獲れるようになります。10万通貨エントリーなら、10万円ですね。
その100pipsを獲るために、エントリータイミングを極めることが大切なのです。
エントリータイミングを極めるとFXで勝てるようになる
エントリータイミングを極めることのメリットは次の3つ
- メリット1.損切り幅が小さくなる
- メリット2.利益を最大限獲れるようになる
- メリット3.負ける確率が減る
順番に解説していきます。
メリット1.損切り幅が小さくなる
正しいエントリータイミングをすることで、損切り幅が小さくなります。
「ダウ理論」を使ったトレードでは、直近の高値・安値に損切り注文を置くことが多いですよね。
早めのエントリーをしておけば、その損切り注文との距離が近くなるため、そのぶん損切り額も少なくて済みます。
メリット2.利益を最大限獲れるようになる
FXの格言で
「頭と尻尾はくれてやれ」
っていうのがありますよね。
「初動と終盤の値幅はいらないから、その間にある「胴体」部分の利益だけを獲りまよう」
という内容で、確かに間違いではありません。
では、「頭」と「しっぽ」はいつ分かるの?
「頭」と「しっぽ」がどの部分だったのかが分かるのは、チャートができあがった後です。
実際のトレード中は
「いまは頭の部分なのか?」
「それとも胴体の部分なのか?」
「いや、すでにしっぽの部分なのか?」
の判断が難しいですよね。
胴体の部分を獲ろうにも、じっくりと相場を分析しないとなかなか厳しいものがあります。
「頭と胴体はもらいます。尻尾はくれてやる」
エントリータイミングを極めることで、相場が反転する”初動”からエントリーできます。
初動の部分は「頭」となり、そのまま伸びた部分が「胴体」となります。
「尻尾」の部分は、どこまで伸びるのか分かりません。
なので、くれてやりましょう。
「胴体」の部分がどこまで続くのかは分かりませんが、少なくとも「頭」の部分は獲れます。
エントリータイミングが良ければ、これまで獲れなかった「頭」の部分が”含み益”になっているので、落ち着いてトレードができるようになっています。
「胴体」の見極めもできるようになれば、「頭」+「胴体」の利益が丸々獲れますね!
メリット3.負ける確率が減る
エントリータイミングが良ければ、「建値決済」がやりやすくなります。
建値決済=引き分け
なので、仮にレートが逆行してもマイナスにはなりません。
エントリータイミングが良ければ、ススっとレートが伸びた時に、損切りラインを建値まで持ってくることができます。
買いエントリーなら低い位置で、売りエントリーならなるべく高い位置でエントリーします。
有利な位置でエントリーしているので、レートがいったん戻ってきても建値決済に引っ掛かりにくくなっていますので、その後の伸びに期待しつつ、安心してトレードをすることができます。
みなみ
マイナスで決済しなければ、FXは負けません!
優位性があるエントリータイミング
それでは、優位性があるエントリータイミングをどのようにして判断するのか解説していきます。
エントリーの大原則としては
「多数派についていく」
ことです。
個人トレーダーに相場を動かす力はないので、個人トレーダーが勝つためには、相場が行きたい方向へついて行くことが絶対です。
要は「順張り」でエントリーしましょうということですね。
ただし、FX入門書に書いてあるような順張りエントリーではありません。
売り買いの「切り替わりポイント」を見極めろ
”初動”でエントリーするためには、売り買いの「切り替わりポイント」を見極めましょう。
相場が反転して、すこし伸びてからでは遅いですね。そこはすでに「胴体」の部分になっています。
相場は波のように上下にうねりながら動いています。
売り買いの「切り替わりポイント」は、
・波の頂点
・波の谷
です。
しかし、波の頂点も谷も、動いている相場を見ながらズバリ当てるのは、ほぼ無理です。
反転するかもしれませんし、もっと伸びる可能性もあるからです。
なので、狙うべきポイントは
反発が確認できた、すぐ後ろのロウソク足でエントリー
です。後ほど、具体例を挙げますね。
なるべく有利なレートでエントリーする
FX入門書では「順張りでエントリーするべし!」と口酸っぱく言われますが、
・下がったら、買う
・上がったら、売る
が大原則です。
順張りを徹底するあまり、
「伸びているから順張りエントリーだ!」
と不利な位置でエントリーしてしまうと、天井ロングや大底ショートになってしまいやすいです。
何度も言いますが、エントリーは「初動を捉える」ことが大切です。
間違っても、「尻尾」の部分でエントリーしないようにしましょう。
具体的なエントリータイミング
エントリータイミングは「ロウソク足の動き」を見極めましょう。
その見極めには「プライスアクション」を使います。
プライスアクションで「順張り」に切り替わったところが、優位性のあるエントリータイミングです。
具体的には次のようなロウソク足が見られる部分です。
- 「スパイク」(スパイクハイ・スパイクロー)
- 「ピンバー」
- 「リバーサル」(リバーサルハイ・リバーサルロー)
①「スパイク」(スパイクハイ・スパイクロー)
長い上ヒゲ/下ヒゲです。
前のロウソク足よりも明らかにレートを更新していて、「オーバーシュート」が確認できているため、強烈に戻しやすいです。
②「ピンバー」
ロウソク足実体がほどんど無い長い上ヒゲ/下ヒゲですね。これもレートが反発するタイミングに良く見られます。
③「リバーサル」(リバーサルハイ・リバーサルロー)
高値・安値を更新しているけど、反発方向へもレートを更新してロウソク足実体が確定しているパターンです。
「ダマシ」になっているので、天井/大底でエントリーしてしまったトレーダーが損切りしてくるので、反発方向へのレートが伸びやすいですね。
エントリー前の環境認識は必須です
当然のことながら、エントリー前の環境認識は必須です。
相場の大きな流れを読み、売り・買いどちらでエントリーするが有利なのかは見極めないといけません。
せっかくエントリーが上手くいっても、大きな流れに逆行する形になってしまえば、利益が獲りにくいからです。
環境認識については、移動平均線を使った環境認識がおすすめです。
やってはいけないエントリー【間違ったタイミング】
ここで紹介する2つのエントリーは絶対にやってはいけません。
私が実際にエントリーして、勝ったケースが2割ほどしかありませんでした。
- 値動きに飛び乗ってエントリーする
- 反発を確認しないでエントリーする
①値動きに飛び乗ってエントリーする
よくあるのが、「ブレイクしたからエントリーだ!」といって、急激に伸びるレートに飛び乗るパターンです。
初動でエントリーすれば成功するパターンですが、初心者はブレイクしてある程度伸びた位置でエントリーしてしまいます。
ある程度レートが伸びた位置というのは、優位性がまったくありません。
なぜなら、すでに買われている状況(あるいはすでに売られている状況)だからです。
すでに伸びている位置からエントリーしても、さらに伸びる可能性は低く、どちらかといえば戻される可能性の方が高いです。
その理由は、「需要と供給」に関連しています。詳しくは次の記事で解説していますので、参考にど
みなみ
飛び乗りエントリーはやってはいけない順張り
です。
②反発を確認しないでエントリーする
いわゆる「逆張り」にです。
逆張りに成功すれば、ロウソク足の端からエントリーできます。
が、レートが反発しない内はまだまだ「少数派」です。
「上がりすぎているから、そろそろ反発するはず…」というのは何の根拠もありません。
例外として、
・移動平均線にタッチ
・サポート/レジスタンスラインにタッチ
・トレンドラインにタッチ
などの根拠があれば、逆張りは非常に有効です。
それこそ、大きな時間足でみた、値動きの端から端までをトレードすることができます。
まとめ:勝っているトレーダーはエントリーが上手
上手なエントリーできるようになると、損切り幅が狭くなるので、リスクリワードが非常に良くなります。
リスク:1に対して、利益:2くらいを目標にすれば、仮に勝率が40%でも資金は増えていく計算になります。
YoutubeやTwitterで見ていると、勝てているトレーダーの方々はエントリーが非常に上手ですね。
FX入門書通りではエントリーできないような位置でも、勝っているトレーダー達はエントリーしています。
公開されているチャートをみても、みなさん”初動”できっちりエントリーしています。
”初動”を見極めてエントリーすること
ロウソク足のベースの”順張り”でエントリーする
「頭」と「胴体」はください。「尻尾はくれてやる」
この3つを徹底すれば、もう含み損に耐えるトレードは無くなりますよ。
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