移動平均線の使い方と見方の解説

今回はテクニカル指標の中でも最初に知っておきたい、『移動平均線』について解説していきます。
移動平均線は多くの投資家が使用しており、役立つこと間違いなしです。

多くの投資家が使用する指標であるということは移動平均線が意味する方向へ相場が動きやすいのです。

移動平均線ってなに?

移動平均線を知ることで相場のトレンドを把握することが出来ます。

移動平均線とは設定した期間の株価、為替レートの平均値をグラフで示した指標になります。たとえば20日移動平均(20SMA)であれば、本日を含めた過去20日間の終値を合計し、日数の20で割って平均した数値を1日ごとに計算して線でつなぎます。

移動平均線の活用方法【基礎編】

移動平均線には様々な活用方法があります。
まずは基本的な活用方法である「トレンドを把握する」について解説していきます。

ゴールデンクロスとデッドクロス

移動平均線を使った分析手法でまず最初に覚えて貰いたいのが、「ゴールデン・クロス」と「デッド・クロス」です。
この分析手法では、計算対象の期間が異なる2本以上の移動平均線を利用して相場のこれからのトレンドを予想していきます。

下の2つのチャートを見てください。

1.ゴールデンクロス

2.デッドクロス

これらのチャートに緑・赤・青の3本の曲線が描かれております。
この線が移動平均線になります。

緑色は期間7、赤色は期間21、青色は期間48となっておりますが、これはローソク足7本分、21本分、48本分の平均をグラフ化したものになります。

このようにローソクの形をした棒の事を『ローソク足』と言います。

ローソク足は指定した時間帯の値動きを表しております。
このチャートの場合、1本あたりを4時間で設定しているので、4時間の内の値動きを示しています。
値動きの流れについては画像の番号を追って頂ければ分かると思います。

それでは本題に戻ります。
上2つのチャートは1本当たりのローソク足が4時間分の値動きになります。

ローソク足7本分の移動平均線であれば計28時間分の平均値を表しています。

『ゴールデンクロス』『デッドクロス』はこれらの移動平均線のクロスした瞬間の事を言います。

1.ゴールデン・クロス

短期の移動平均線が、長期の移動平均線を下から上へクロスすることをゴールデン・クロスと言います。
長期的な値動きに対して、短期的な値動きが強く上昇している場合に出現する買いのサインとなります。

継続した上昇トレンドが発生する場合もあり、大きく利益を出すこともできます。一方で短期的な上昇で終わってしまうこともありますので、ゴールデンクロスしたから安心しきってはいけません。必ず逆指値等を入れて想定外の損失に備えましょう。

2.デッド・クロス

ゴールデン・クロスの逆で、短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下へクロスすることをデッド・クロスと呼びます。
長期的な値動きに対して、短期的に強く下落している場合に出現する売りのサインとなります。

ゴールデンクロスとは反対に継続した下落トレンドが発生することがあります。

移動平均線の期間設定について

移動平均線の期間設定に決まりはなく、異なる期間の2本の移動平均線を設定すればよいかと思いますが
参考程度に私が使用している期間をお伝えいたします。

私は指数平滑移動平均線という従来の移動平均線の計算と異なり、直近の値動きに比重を高めている移動平均線を使用しています。そのため通常の移動平均線よりも直近の値動きに敏感に反応するので、トレンドの変化を早くつかむことができます。

プロトレーダーで指数平滑移動平均線を使用してる人もいます。

私の設定は期間7、期間21、期間48となっております。中でも期間21の設定はプロの方も多く使用しているので、有効な期間だと思います。
他の期間に関しては、正直好みで良いかと思います。移動平均線の目的はトレンドを掴むことにありますので、同じ期間の設定で長く使い、感覚を養うことが大切です。

まとめ

移動平均線を学ぶことで相場の大局観を掴むことができます。
異なる期間の移動平均線を用いることで、短期、中期、長期的なトレンドを確認することができます。売買をする際に大きなヒントになりことは間違いないので、移動平均線からトレンドを感じられるレベルになれるようチャートを見続けてください。

取引はしなくても、チャートを眺めることは大切です。

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