FXトレードスタイルの1つに「スキャルピング」というものがあります。
スキャルピングは難しいといわれていますが、コツさえつかめば初心者でも高勝率でトレードすることができます。
今回は、そのコツを伝授します。
スキャルピングで勝てるようになれば、驚くほど速いスピードで資金が増えていきます。
スキャルピングをマスターできれば、あなたの大きな武器となり、この記事を読んだ今日から、スキャルピングで稼いでいくことが可能です。
スキャルピングとは?
スキャルピングとは、「数秒から数分間の短い時間のトレードを繰り返して、数pipsの利益を積み重ねていくトレードスタイル」です。
トレード回数は1日で数十回~数百回になります。
一瞬のチャンスを狙ってトレードするので、集中力と瞬発力が必要になります。
スキャルピングのメリット・デメリット
スキャルピングのメリット
スキャルピングのメリット
- トレードチャンスがたくさんある
- 通勤時間やお昼休みにササっとトレードできる
- ポジション保有時間が短いので、メンタルが安定する
- ”複利”を使って、短期間に資金を数倍にできる
一番のメリットは、トレードする時間帯を選ばないことです。
一瞬のチャンスを狙ってササっとトレードするため、忙しいサラリーマンや主婦の方でも、短時間でトレードができます。
基本的にスキャルピングは高いレバレッジをかけてトレードしていきます。
そのため、圧倒的に資金効率が良く、FXの強みである”複利”を最大限に活かすことができます。
例えば、元手1万円で1回のトレード1pipsを獲るトレードを1000回やったとします。
運よく1000回勝てたとすれば、その時資金は”4億円”になっています。
さすがに1000回続けて勝つのは難しいですが、それでも高勝率をキープできれば雪だるま式に資金を増やしていけるのが、スキャルピングのメリットです。
スキャルピングのデメリット
- 一瞬のチャンスを逃さない瞬発力と判断力が必要になる
- 損切りができないと、資金を一瞬で溶かしてしまう
- 損切りを恐れないメンタルが必要になる
スキャルピングでは”損切り”を必ずしないといけません。
なぜなら、高いレバレッジをかけてポジションを作っているので、ひとたび逆行してしまえば含み損がみるみる膨らんでしまうからです。
せっかく積み上げた小さな利益を、1回の大きな負けで吹き飛ばしてしまうことになってしまえば、メンタル的にもかなりキツイです。
損切りができなければ、いわゆる「コツコツドカン」になるのがスキャルピングです。
スキャルピングで勝つためには?
スキャルピングはエントリータイミングが最重要
スキャルピングではエントリータイミングが最重要です。
エントリータイミングを間違えると、不利な位置でのエントリーとなってしまい、エントリーしてすぐに含み損を抱えるなんてことになりかねません。
できるだけ有利な位置でエントリ-することで、エントリーしてすぐにプラテンすることができます。
特に、ボラティリティのあるポンド系をトレードする時はエントリータイミングにこだわるべきです。
ポンド系は値動きが激しいので、エントリータイミングによっては数10pips損することもあります。
スキャルピングでは高勝率をキープするべし
スキャルピングでは「勝率」も重要視しましょう。
スキャルピングでは基本的に”リスクリワード”が悪い傾向にあります。
※参考:リスクリワードとは
リスクリワードが悪いということは、一回のトレードで取るpipsが小さいということです。
悪いリスクリワードでも、勝利を重ねることで利益を積み上げていくのが、スキャルピングの勝ち方です。
10回トレードするなら、10回中最低7回は勝てるようにしないと、スキャルピングとして成立しません。
勝率がどうしても上がらない人は、スイングトレードかデイトレードに転向するのが良いでしょう。
スキャルピングするなら損切りを恐れるな
スキャルピングをするなら、損切りを恐れてはいけません。
むしろ、損切りができない人はスキャルピングに向いていません。
先ほども説明しましたが、スキャルピングは高いレバレッジをかけてポジションを作ります。
つまり、ロットが大きいということです。
ロットが大きいということは、逆行すれば大きな損失になってしまいます。
損失が大きくなる前に損切りすることで、資金を減らすリスクを抑えることができます。
どうしても損切りが怖ければ、ロットを減らしましょう。
勝てるスキャルピング手法を公開【FX】
移動平均線とRCIを使ったスキャルピング手法
ここでは移動平均線とRCIを使ったスキャルピング手法を紹介します。
私のいま現在のトレードスタイルの元になっているやり方で、勝率が高い手法です。
スキャルピングトレードの事前準備
事前準備として、チャートに移動平均線とRCIを表示させましょう。
設定値は以下の通りとします。
単純移動平均線(SMA) ⇒ 設定値:20
RCI ⇒ 設定値:短期線9、長期線52 ※中期線は不要
上記のように設定したチャートが以下です。
具体的なスキャルピングトレードのやり方
①エントリーする方向を決める
今回紹介する手法は、”順張り”でも”逆張り”でもどちらでもエントリーできます。
ただし、それぞれのエントリーには条件を設定しています。
エントリー条件
・トレンドが出ている時は、”順張り”でエントリーする
・レンジの時は、”逆張り”でエントリーする
トレンドなのか、レンジなのかは、次のように判断します。
トレンドの判断
・移動平均線とRCI長期線が同じ方向に向いている
もしくは
・移動平均線が傾いており、RCI長期線が±85より外側をウロウロしている
レンジの判断
・移動平均線とRCI長期線が違う方向を向いている
もしくは
・移動平均線とRCI長期線がほぼ水平になっている
②RCI短期線の動きを見てエントリーする
エントリータイミングは、RCI短期線の動きをみて決めます。
エントリーにも条件があり
「RCI短期線が±85ラインより外側で反転し、ラインの内側に戻ってきたら」
短期線が向いている方向へエントリーします。
±85より内側でRCI線が反転した場合は、無視します。
③決済タイミング
決済するタイミングは次の通りです。
利確タイミング
・+5pipsになったら
・RCI短期線が、反対側に到達したら
損切りタイミング
・エントリーしたロウソク足の1本前のロウソク足を逆に抜けたら
・プラテンせずに、RCI短期線が反対側に到達したら
・RCI短期線が±85ラインの外側に戻ってきたら
スキャルピング専用のFX口座を開設しましょう
スキャルピングに適しているFX取引口座
・スキャルピングを公認している
・スプレットが狭い
・約定力が強い
FX取引口座には、スキャルピングに適している口座と適していない口座があります。
スキャルピングを公認している
スキャルピングは小さな利益を積み重ねるトレードスタイルですが、それを良く思わないFX業者も中にはいます。
なぜなら、「トレーダーの利益=FX業者の損失」だからです。
スキャルピングを禁止にしている業者でスキャルピングトレードを繰り返し行った場合、最悪の場合、FX取引口座を凍結させられてしまいます。
スキャルピングトレードをやりたいなら、スキャルピングトレードを公認しているFX業者で口座を開設しましょう。
スプレットが狭い
トレーダーにとって一番大きなコストはスプレットです。
スプレットは1回のトレードごとに支払う必要があります。
スキャルピングは何十回とトレードを行うので、支払う合計スプレットが多くなります。
支払うスプレットを抑えるために、必ずスプレットが狭いFX取引口座を選びましょう。
約定力が強い
スキャルピングは一瞬のタイミングを見計らってエントリーします。
約定力が弱いと、不利なレートで約定されたり、約定が拒否されたりと、色々な不都合がでてきます。
ストレスなくトレードするためにも、約定力が強いFC取引口座を選びましょう。
スキャルピングのイメージは変わりましたか?
「スキャルピングは難しい。上級者向けだから初心者はやめておけ」
と色々なところで紹介されていますが、まったくそんなことはありません。
・エントリータイミングを見極める
・高勝率を目指す
・損切りを恐れない
この3つを守れば、初心者でも資金をどんどん増やしていける魅力があります。
さっそくスキャルピング用の口座を開設して、ガンガンスキャルピングをやっていきましょう!
コメント