環境認識は移動平均線の”帯”で簡単にできます

テクニカル分析

「環境認識がなかなかできない!」

「簡単に環境認識ができる方法を知りたい!」

今回はそんな悩みをお持ちの方へ向けた記事になります。

移動平均線を使った環境認識

環境認識の重要性

FXトレードを行う上で、”環境認識”はとても大切です。

なぜなら、

  • ”買い”と”売り”のどちらでエントリーするほうが優位性があるのか?
  • 買われすぎているのか?売られすぎているのか?

を確認してからエントリー戦略を練る必要があるからです。

しかし、世の中にはたくさんの環境認識手法がありふれており、どの手法をつかって環境認識をすれば良いのか迷ってしまいます。

移動平均線の”帯”を使った環境認識が簡単です
私が使っている1つの環境認識の方法として、”移動平均線の帯”を使った方法があります。

移動平均線の”傾き”を使って環境認識をされている方も多いと思いますが、よりビジュアル的にもわかりやすいのが”移動平均線の帯”を使った環境認識です。

移動平均線の帯とは?

上記チャート画像の様に

2本の移動平均線の間を”色付け”したもの
を、私は「移動平均線の帯」と呼んでいます。

パッとみてわかりやすいように、上昇と下降で色を分けています。

この「移動平均線の帯」を使って、どのように環境認識をしていくのか解説していきます。

具体的な環境認識のやり方

上向きの帯なら買い目線、下向きなら売り目線
環境認識のやり方は簡単で、

「帯が上を向いていたら、”買い目線”」
「帯が下を向いていたら、”売り目線”」
「帯が小さく、頻繁に交差していれば、”レンジ”」

と判断します。

帯の色で見分けるのが簡単です

私の場合は、「上昇は青」「下降は赤」にしています。

パッとみて、”買い”か”売り”か、どちらで立ち回れば良いのか分かりやすいので、帯色は重要です。

帯色は、設定で好みの色に変更できます。

移動平均線を使った帯をMT4に表示させる手順

「移動平均線の帯」をMT4で表示させる手順を解説します

①インジケーターをダウンロードします。

[MA ribbon] 
↑↑をクリックして、インジケーターをダウンロードしてください。
zipファイルがダウンロードできますので、解凍してください。

averages ribbon
インジケーターを使って、MT4に「移動平均線の帯」を表示させます。
MT4にはデフォルトで このインジが入っていませんので、追加する必要があります。

②MT4に追加する

MT4を起動し、

「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Indicator」
の順に開いてください。

開いたフォルダへ、先ほどダウンロードしたzipファイル内にある[MA ribbon.ex4]をドラッグします。

③移動平均線の数値や色を設定する

移動平均線の”期間”や、移動平均線の”帯色”を好きな値に設定します。

私はの場合は

■移動平均線の期間:40、80
■帯の色 : 上昇→青 、下降→赤

で設定しています。

あまりにも数値が低すぎると頻繁に交差してしまい、帯がきれいに出ません。

最低でも、期間:20以上で設定することをおススメします。

まとめ

「移動平均線の帯」を使った環境認識は、ビジュアル的にもわかりやすいので初心者でも簡単に環境認識ができます。

かつ、移動平均線は「トレンドを判断する」インジケーターなので、うまく乗ることができれば大きな利益を取ることができます。

ただし、延々に続くトレンド相場はありませんので、どこかで必ず転換します。

トレンドがまだ続くのか?それとも終わりそうなのか?を考えることも重要です。

「帯の間隔が狭まってきた」

「狭まってきた帯が、また開きはじめた」

のように、移動平均線の帯を使ってトレンドが継続するのかしないかの判断もできますので、ぜひ一度使ってみてください。

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