FX初心者必見】ゴールデンクロスとは?FX入門時から活用すべき移動平均線のゴールデンクロス

テクニカル分析

FXの相場の動きを読む際に「インジケータ」を使用して分析することが一般的です。また、相場の動き・傾向をいち早く読み取る際には移動平均線を使用することが最適ということを以下の記事に載せております!

ここでは、相場の流れ・傾向を掴むのに最適な移動平均線を使って、相場の転換ポイントである「ゴールデンクロス」についてご紹介します!

ゴールデンクロスとは

ゴールデンクロスは下の図のような感じで、短期線(短期間の平均をとった線)と長期線(長期間の平均をとった線)がクロスしているものを指します!

ゴールデンクロスは短期線が上昇していき、長期線を突き抜けるようにクロスします。そのため、ゴールデンクロスした後の価格は上昇する傾向にあります。

上の図を見てみると2回ゴールデンクロスが完成していますが、両方ともクロス後に価格が上昇しています。

もし、下降トレンドでもゴールデンクロスが完成すれば、相場トレンドの転換とも読み取ることができ、上昇トレンドになる確率が高いです。

ゴールデンクロスの考え方

今回は、短期線と長期線を例にゴールデンクロスを説明していますが、

・短期線と中期線

・中期線と長期線

の期間が短い方(短期線、中期線)が期間の長い方(中期線、長期線)へと上方向にゴールデンクロスした際は期待度が大幅にアップします。

※ちなみに、長期側の線が短期側の線をゴールデンクロスしたと思ってもそれはゴールデンクロスではないので注意

また、短期線と長期線のゴールデンクロスという組み合わせは、先ほどの例よりも期待度は下がりますので、短期線×中期線、中期線×長期線が本物のゴールデンクロスであるといえるでしょう!

では、短期線×中期線、中期線×長期線の2つでどちらが期待度が高いかというと、中期線×長期線です!

このペアがゴールデンクロスする際は長期的な目線でも上昇トレンドを継続しやすいため、成立後は相当な上昇を見込むことができます!

さらに、ここがゴールデンクロスの面白いところですが、長期・中期線にクロスする短期線の傾きによって転換ポイントの期待度が異なります!

短期線の傾きが大きければ大きいほど、長期的な上昇トレンドに転換しやすく、滑らかにゴールデンクロスする際は上昇トレンドに切り替わったとしても、相場の強さが弱いので継続性がなく、また下降トレンドとなりやすいのです。

これらのゴールデンクロスの情報を駆使してトレードすれば「あ、これか!」と気づくことが必ずあると思います!

インジケータである移動平均線のゴールデンクロスを見極める手法だけでも、案外FXで効率的なトレードが行えてしまうのも魅力ではないでしょうか?

ゴールデンクロスの注意点

ここで、ひとつだけ注意点があります!

先ほどの短期線の傾きが滑らかで中期or長期線にゴールデンクロスする際には、相場の強さが弱く、下降トレンドとなりやすいと説明しました。

「ゴールデンクロスしたから、買いでエントリーだ」

「ちょっと待ってください!」具体的に何°の角度でゴールデンクロスしたら大丈夫ということはないのですが、あまりに角度が水平に近いゴールデンクロスは期待度が低いのであまりおすすめできません!

ゴールデンクロスしたのに下落ということも全然あります!

その理由としては、やはり短期線の角度が甘かった!ということが1番の原因であると考えております!

何度も何度もゴールデンクロスを体験して、この角度でクロスして、これだけ勢いがあれば大丈夫!という次元までいけるように、経験はある程度必要になりそうです!

しかし、経験とは大げさに書きましたが、チャートを見ているうちにすぐにわかりますので、いち早く移動平均線の短期線、中期線、長期線を引いてみて観察することをおすすめします!↓

まとめ

ゴールデンクロスのまとめ

  • 短期・中期線が中期・長期線を上にクロス
  • クロスの角度で期待度が変わる
  • ゴールデンクロスを多く見つけること

コメント

タイトルとURLをコピーしました