初心者必見!勝ち組になるためのトレードの心得

FX入門

今回は相場の世界で6年間戦い続けている私が学んだ『トレードする中で大切な心得』を皆さんに共有します。

初めに、NoteやBrainといった有料情報サービスで公開したい内容にはなりますが、コロナウイルスショックで荒れ狂う相場の中、おそらく多くの方々が損失に苦しんでいるかと思います。

心得1.ロット管理・マーケットで生き残るために

初めはロット管理についてです。

ロット管理は金融マーケットで生き残るために最も大切なことの一つになります。

ロット管理がトレードに影響を与える部分について

ロット管理は次の2点において、我々トレーダーに影響を及ぼします。

  • 収益性
  • 精神面

トレードを経験している人は分かりますが、ロット(ポジション数)を増やす事で少しの値動きでも高収益を期待することができます。その反面、損失時の金額も大きくなります。

次の画像を見てください

100万円を元手とした場合の、損失率における資産推移表になります。

見てわかる通り、損失率が1%では20連敗しても資産の8割が残っている一方で、損失率が10%の場合は2連敗するだけで資産の2割を失うことになります。

レバレッジ100倍でトレードする場合、10PIPS(10銭)の変動で、資産の10%を失うことになります。レバレッジ10倍であれば10PIPS(10銭)の変動で1%失うということになります。

そのため、ロット管理ができていないトレーダーはマーケットで生き残ることはムリです。ロット管理=損失管理ということになります。

何が言いたいかというとエントリー時に損失額を想定してポジション数を決めるということが大切になるということです。ハイレバレッジのトレードが悪いというわけではありません。

しかし、短期売買をする人にとって、トレード最中にロット数を管理することは簡単ではありません。そこで対策方法として

◆ あらかじめ最大ロット数を決める
ということをアドバイスします。

目まぐるしくレートが動く中でとっさに損失額を計算して、ロット数を決めることは容易ではないですし、トレードのストレスになるかと思います。

具体的には、証拠金10万円までは最大ロット数は1万通貨で売買するといったように証拠金ベースでロット数を決めていきます。

最大ロット数をあらかじめ固定する事で下記のようなメリットがあります。

  1. ロット計算が必要ないので、トレードに集中できる
  2. 証拠金が増えるごとに精神的に楽になる

1.トレードに集中できる

短期売買は売買回数も多いため、ロット数を都度計算するのは集中力を削ぐ要因となります。

しかし、あらかじめ1回の売買における最大の注文数を決めておけば、ロット計算も必要なくなります。

値動きに敏感に反応することができ、快適なトレード環境を作ることができます。

2.証拠金が増えると精神的に楽になる

ロット数は精神面にも大きく影響をあたえます。なぜなら資産の割合に対してロット数が多いと、少しの値動きでも資産の変動率が高くなるからです。
しかし、証拠金単位で最大ロット数を管理すことで、こうした部分は解消することができます。

例えば次の図を見てください。

元手1万円、証拠金10万円までは最大1万通貨でトレードするというルールを決めます。

1万円の時点では1万通貨で取引を行うと、10PIPSの変動で±1000円の価格変動になります。
元手が10%変動するということになります。

一方で証拠金5万円になった場合は10PIPSの変動で2%の資産変動となり、ゆとりのあるトレードができるようになります。

ゆとりあるトレードをすることで

  • 無駄な損切が減る
  • 利幅を伸ばすことができる

ロットを張りすぎると精神的にゆとりを持つことができなくなり、少しレートが逆行するだけで損切したり、含み益になり、それが優位性のあるポジションにも関わらず、金額だけで満足し決済してしまうなど、悪い面が現れるようになります。

すぐに利食いすることは必ずしも悪いことではありませんが、ちょっとした値動きで損切を行うことはトレードのパフォーマンスを落とすこととなります。

そのためロット数の設定は非常に大切になります。

ロット管理を決定する上で考慮する事

それはボラティリティを考慮することです。

こちらはFXやCFDといったレバレッジをかけたトレードの損益計算式になります。

ロット数と値幅で損益が確定することが分かりますよね。そして値幅は通貨や指数によって異なりますので、自分が取引する通貨・指数の変動率を考慮してロット数を決めなければなりません。

トレードのスタイルや相場環境によってロット数は異なってくるのですが、元手10万円、短期売買であれば、最大のロット数は

ドル円・・5万通貨
ポンド系・・3万通貨
NYダウCFD・・0.5ロット
日経CFD・・50枚

あくまで個人的な感覚値です。日経平均CFDは1枚あたり日経平均株価の価格になります。

ボラティリティをチェックしたい方は下記サイトをチェックしてみてください。

心得2・手法は自分で編み出すこと

ネット上にはあらゆるトレードの情報があふれかえっており、『勝率○○%』トレード手法を公開!みたいな、うたい文句で取引手法を有料で販売するような人もいます。

しかし、結論からいうと

◆ トレード手法は自分で確立するもの
です。

こうした商材を買うことは否定しませんが、最終的には自らの手で手法は編み出しましょう!

ミラートレードもSNS上で流行っていますがNGですね。

なぜ自分で編み出すべきなのか?

臨機応変に対応する力を養える
試行錯誤する中で成長することができる
相場では予期せぬことが日常茶飯事で起こります。

そのため、常に自分の頭で考えてトレードしなければ、相場の流れを把握できず、臨機応変に対応できない不器用なトレーダーになってしまいます。

先ほど、『商材に頼り切るのは良くない、ミラートレードはNG』と言った理由は
こうした他人の情報を頼ると
◆自分で相場環境、値動きを読み解く力を養うことができず、堅物トレーダーになってしまうからです。
いざ予期せぬことが起こった時には何もできず、大損することになります。

そして、損した原因を自分ではなく『商材や情報』にするので、なぜダメだったのか反省することができなくなります。

マーケット環境は常に変わり続けるものであり、トレード手法もマーケットの変化に応じて変わらなければなりません。

トレードが好調の時は良いですが、上手く行かなくなった時に、なぜダメなのかを考えることが、マーケットの変化に対応するために必要になります。

なぜダメだったかを考えるためには、日ごろから自分がどのような相場局面、思考で取引をしているか、振り返る必要があります。

他人任せのトレードではこうした部分が欠如することになります。

そして、自分で試行錯誤をする中で、成長にもつながりますし、独自の手法を確立することで他人よりも優位性を持つことができます。

初心者の方は特にですが、いきなり高い商材を買う必要はありません。その商材を買うお金でトレード経験を積みましょう

◆ どんな手法よりも経験が勝ります。
仕事もそうですが、経験をする中で学ぶことは、成長するために非常に重要な要素となるかと思います。

失敗を恐れるあまり、他人に頼ったりするのではなく、失敗を糧にするくらいの気持ちでトレードをしましょう。

 心得2・トレード手法は自分で確立するもの

トレード経験を養うためにも少額からのトレードを推奨します。
100万円を一回で溶かすのでなく、10万円の取引で、10回で溶かすほうが経験は積めます。
もちろん少額の取引と高額の取引では感覚も異なるので両方の経験は必要ですけどね。

ここで投資家・トレーダーのバイブルとも言える本・『デイトレード』の名言をいくつか紹介します。

トレーディング技術は誰にも移植することはできない。
確実は人生一般においても存在しないし、マーケットにおいても存在しない。
マーケット情報について
手法とは少し異なりますが、マーケット情報などを見ていると日経平均株価は〇万円まで上がる、下がるなどと投資家に期待を抱かせる記事を見ることがあるかと思いますが、こうした記事は読まない方が良いです。変なバイアスが働き、適切な行動をとることを邪魔します。

マーケット情報は国際ニュース、市況情報、指標や金融政策の発表内容のみチェックするようにし、相場を予測するような内容の情報は遮断する方が良いと思います。

手法を見つけるヒント

手法は人によって異なります。

私はシンプルに移動平均線とフィボナッチリトレースメント、プライスアクションを用いた方法で売買をしています。

決して凝った方法でトレードする必要はなく、売買する中で値動きの規則性を見つけたり、勝てそうなポイントを発見することが大切になります。

テクニカル指標は、あくまでそうしたポイントを探すためのツールになるというわけです。

そのため、使用するテクニカル指標は数を増やす必要はなく、どちらかというとそのテクニカル指標の専門家、職人になるべきなのです。

まずはテクニカル指標を1つ、2つ選んで、ひたすらチャートを見ることから始めてみましょう!

PDCAサイクルを回すこと

PDCAサイクルとは・・・Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)といったビジネスを行う上で大切になる行動サイクルのことです。
実はトレードにおいてかなり大切になります。Plan(手法)→ Do(売買)→ Check(評価)→ Act(改善)と置き換えましょう。

きちんとトレードを振り返り、反省、改善することが成長には欠かせません。しかし、人間過ちを繰り返すもの。自分のトレード技術をすぐに上げることは容易ではありませんよ。それでも、この行動を繰り返すことで必ず改善はされます。

Checkの部分は分析サイトに任せるのも手です。よろしければ下記サイトで手軽にできる分析事例を紹介しています。
お時間がある方は参考にしてみてください。

心得3・自己管理を行うこと

心得の3つ目は自己管理を行うことです。

ここでいう自己管理は、生活・体力・感情・精神面といった部分の管理をいいます。

トレードは機械が行うのではなく、ヒトが行います。いくらトレード力が高くても、その人の状態が悪ければ良い結果はでないでしょう。

自己管理・生活・体力面

トレードにはお金と時間がかかります。トレードにお金を回しすぎて、生活が困難になってはいけませんし、朝から仕事があるのに夜通しトレードをして、本業に支障をきたしてはなりません。

身の回りの生活環境が安定しなければ、安定した取引をすることは難しくなります。そのためトレードを行うにあたって、自分がどの程度、リスクをとれるのか自身を客観的に分析することが大切になります。

ここでのリスクはお金を失うことのリスクを指します。

そのためには潜在リスクを具体化していく必要があります。

 リスクを具体化する

生活面をコントロールするために、まずは皆さんが抱えている潜在的なリスクについて考えていきましょう。

皆さんにとってお金を失うことで発生するリスクとは何ですか?

その事象が起こることで生活が困難になる、精神状態が大きく悪化する、人生設計が崩れることを考えてください。

思い浮かばない方は、以下のワードを軸に考えてみてください。

大切な人、家族、友人
信用、社会的地位
生活
将来
損失とリスク

このグラフのように潜在リスクを具体化します。そして、許容できるリスクのラインを線引きします。

私の場合は独り身で、結婚願望はまだありません。年齢は20代半ば、実家暮らしということもあり、最大限までリスクをとることができます。
潜在リスクがまだ少ないということですね。むしろ自分は投資ができなくなることを一番恐れています笑

またトレードが生活面に及ぼす影響は金銭面だけではなく、時間的な部分もあります。

睡眠時間

気が付いたら夜遅くまでトレードしていて、仕事がつらいなど。。。

多くのトレーダーはまだ本業無くして、トレードを継続することは難しいと思います。
そのため本業をおろそかにするようなトレードをしてはなりません。

年齢を重ねるごとに必要な睡眠時間は減る傾向にあります。

毎日、この睡眠時間を取ることは難しい場合もありますが、翌日に影響がない水準で寝ることは大切になります。

いくらトレードで稼ぎたいからといって、生活リズムを大きく崩すようなことはしてはいけません。

そして生活リズムを崩れた状態が続けば、本業に支障があるだけではなく、トレードにも害を及ぼすでしょう。
健康体であるから仕事も、トレードも上手くいくのです。

集中力

また長時間トレードをし続けることは、パフォーマンスを落とす事にもなります。

人間には集中力の限界があり、大人で50分から90分といわれています。

また兼業トレーダーであれば、大体の方は仕事を終えて疲れた状態でトレードを行うことになりますので、集中できる時間はもっと短いと考えるのが良いでしょう。

そのため、トレードを一定時間行ったら小休止を挟むなどするべきなのです。

また小休止を挟むことで、トレードの熱を一旦冷ますことができ、冷静な判断力を復活させることにもつながります。

買っていたのに、急に捕まるといったことも予防することができます。

集中力を上げるサプリもあります。

自己管理・感情・精神面

トレーダーの永遠の悩みの種。感情・精神のコントロール。

勝ち続けて調子にのり、過剰なリスクを取ってしまう。上がると思い込み損切りを怠る。負けが続き、やけになって一回のトレードで損失のすべてを取り戻そうとする。仕事後の解放感、イライラからトレードでストレス発散するために容易にポジションを取ってしまう。などなど・・・

精神面の問題で痛い目に合ったトレーダー、投資家の方は多いのではないのでしょうか。

精神面の不安定さはマーケットにおいて命取りとなります。
しかし、人間である以上、感情的になる時もあります。ストレスが溜まってイライラする時もあります。

こうした感情をなくすことは不可能なため、真正面から向き合う必要があります。

日常生活でイライラした場合は気分転換を図ることで解決はできますが、トレード中はどうしようもありません。

そのためルールを設ける必要が出てきます。
例えば次のようなルールですね。

定期的に気分転換・栄養補給を行う
連敗したら、一度、相場から離れる
損失はコツコツと取り戻す
定期的に気分転換・栄養補給を行う
トレード中は売買する事で頭がいっぱいになりがちですが、長時間トレードをしていると気が付かないうちに精神的に疲労が蓄積するものです。

そのためトレードする時間をある程度決めて、時間が来たら一度休むことが大切になります。

アラームを設定するのが一番良いかと思います。それも音量は大きめに

五感を刺激しないと中々、トレード脳を切り替えることができませんからね。
もちろん、相場やポジションの状況によってはトレード時間を伸ばすといったことも必要になります。

また、集中力にも関わってくるのですが、栄養補給も欠かせません。

アーモンドなどのナッツ類:栄養豊富、触感を楽しめる
ダークチョコレート:エンドルフィンを促し、幸福感アップさせる。血圧を下げる。
オートミール:ビタミンBにより、精神安定作用がある。
栄養学からこれらの食品を取るとリラックス効果があり、トレードにもプラスにはたらきます。

連敗したら、一度、相場から離れる
トレード中に連敗すると頭に血が上る人も少なからずいるかともいます。皆さんは何連敗するとイライラや焦りが出てきますか?
その連敗数を覚えていてください。そしてその連敗数に至る前にその日のトレードをいったん中断、休むような行動を取り入れるようにしましょう。

カッとなってからでは遅いので、その前にです。

損失はコツコツと取り戻す

損失は誰でも早く取り返したいものです。
しかし、そうした行動は冷静な判断に支障をきたし、焦りはさらなる損を招きます。

そのため1回の損失は2回、3回と積み重ねで取り返す姿勢が大切になります。

特に大きな損をしたときはリスクを過剰に取りすぎる傾向にある人が多いです。大損した時は要注意です。

急がば回れ。生き残りたければ安全に損を取り返しましょう。

まとめ

トレードは仕事やスポーツと一緒で一日にして成らずです。成功と失敗を繰り返す中で大きく成長するのです。

簡単に稼ぎたい気持ちでトレード、投資の世界へ足を踏み入れると間違いなく足元をすくわれます。

リスクを恐れず、失敗は全て受け止め、努力、学習、改善する力があれば、その見返りは何千万、数億、数十億~の資産となるでしょう。

私は投資、トレードの世界で酸いも甘いも経験し、今、新たに成長を遂げようとしています。

その過程は決して楽なものではありません。今でもマーケット関係の情報に触れない日は一日もありません。
それでも結果を出すこと難しいです。しかし、自分の中で変わりつつある何かは感じとることができています。

◆ 継続は力なり

何事もあきらめずに続ければ、必ず結果として現れると私は信じています。

そのためにも、稼ぐことは、少し置いておいてまずは投資、トレードの世界で楽しむ気持ちを持ってみてはどうでしょうか。
世界を股にかけた最高のオンラインゲームです。

また、本記事ですが、随時更新を行っていき、より品質の高いものへと発展させていくつもりです。
今後もご愛読いただけると嬉しいです。

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